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牧山 直紀のデベロッパーズブログ

牧山 直紀

2013/06/27

ポータルサイトは運営管理側CMSが必要不可欠

 

ポータルサイトは運営管理側CMSが必要不可欠

ポータルサイトは運営管理側CMSが必要不可欠

ポータルサイトを設計する上で、公開側(マイページ以外のページなど)の機能と同じく重要視しなくてはいけないのが運営管理側のCMSになります。

例えば、WEB制作業者を検索して、見積もりを登録できるWEB業者一括見積ポータルサイトを設計する場合、運営管理CMSに必須となってくる機能として、WEB制作業者管理機能がまずあげられます。

具体的には、WEB制作業者を、登録日、業者名その他情報から検索でき、その業者の情報を編集したり、時には削除したり、問題があれば非公開にしたり、ログインロックをかけたりする、機能が"標準"で必要です。

また見積もり内容は、メールで業者及び見積もり登録者に配信して終わりではなく、運営管理画面に蓄積して、何時、だれが、どのような見積もりを登録して、どの業者にそれが配信されたのかを、運営管理画面に常に確認できるようにしておく必要があります。

それもまた、標準機能として必要と言えます。

見積もり毎に課金をするビジネスモデルなのであれば、課金管理も必要になってきます。

〇〇月、どの業者に、どのような見積もりが、どれだけ送付されており、それらに対する課金額はいくらになっているのか?

つまり、その内訳をみれば、即座に月ごとの課金額を把握できるような設計になっていることが必要になります。

予算に余裕があれば、月末を過ぎた時点で自動でその課金額をPDFにて請求書として生成して、メールにて業者に送付することも可能となります。

このように、公開側の機能と、運営管理画面に必要になってくるCMSは常に連動しており、公開側の機能に合わせて運営側に必要になってくる機能を意識しながら設計を考えないと、運用が出来ないサイトに仕上がってしまうのですね。

運営側のCMSが無いとどうなるのか?

上記で述べた標準として必須な運営管理画面用のCMSが無いと、どのようになってしまうかと言いますと、たとえば業者Aが規約上よろしくない動きをした際に、ログインを制御しようとしても、その機能が無いので、物理的にサイトから削除してしまう必要があります。

ただ、削除する機能もない、そもそも業者を管理する機能が無いので、いったいどうするのでしょうか?

データベースから直接削除するほかありません。phpMyAdminと呼ばれるデータベースの管理ツールで、直接削除する方法しか無いのですが、これはかなり危険な行為と言えます。

phpMyAdminにて閲覧、操作できる情報は、データベースの中に入っている重要な生データたちになります。

様々な操作が可能なのですが、そのさまざまな操作の中に、データを一括で削除してしまうなどといった恐ろしいこともできてしまう操作も含まれますので、素人の方が触るのはあまりにもリスキーです。

過去に弊社のクライアントで、どうしてもphpMyAdminにて一部触りたい箇所がある、ということでアクセスを許可させていただいたことがあるのですが、あろうことかデータベースの中身をすべて削除してしまいました。

データのみならず、データベース設計したカラム、フィールドすべて削除してしまったのです。

家で例えると、緻密設計されたコンクリ基礎、家もその上に立っているのに、その基礎のコンクリをとてつもなく大きな鉄球にてがこんっ!と破壊してしまう、いわば上に立っている家への影響も多大な、破壊行為なのですね。

弊社でデータベース内のすべてのデータのバックアップを保持していたので、すぐに復旧はできたのですが、もし仮にそれらのデータが復旧できなかったことを考えると怖すぎます。

まぁ、今は安い共有サーバなのでも、本サーバとは違う領域に自動ですべてのデータをバックアップをしてくれているケースが多くなってきましたので、最悪はそこから復旧できるのですが、その場合でもサイトは一旦閉鎖して、復旧までサイトが見れなくなるという危険性もはらんでいます。

このように運営管理画面のCMSとして標準機能として実装すべきものがあることを覚えておくといいかと思います。

運営管理側に最低限必要な標準CMSと、そうでないCMSの切り分けが重要

運営管理画面に標準CMSとしてあるべき機能はご理解いただけたかと思います。

標準CMSはサイトを運用していくうえで必須。無くてはそもそも運用が出来ない機能です。

それとは別に、必須ではないがあると便利な機能も多くあります。

上記で述べた請求書のPDF自動発行機能などは、あると便利機能に該当します。

その他にも色々と「あるといいな機能」は考えられます。

例えば、どこの地域の見積もり数が少なく、どの地域の業者募集を強化すべきかを即時に把握できるように、過去一定期間の見積もり数を都道府県ごとにリスト化した一覧を閲覧できるようにするとか、得意とするカテゴリ(デザイン、システム、SEOなど)の情報まで業者に対して取得する場合、その分布を即時に把握できるようなデータを出力して、SEOに強い業者が少ないな、そこを強化しようと、対策がうてるようにする、などなど。

これらは、極論エクセルでも管理できる内容です。課金管理に関しても、予算が間に合わなければエクセルでのアナログ管理で問題ないと思います。

構築にかけられる予算は、「あるといいな機能」に費やすよりも、内部的、構造的SEOの部分や、サイトの読み物コンテンツなどに費やしたほうが良いのです。

「あるといいな機能」に関しては、集客ではなく、運営側の機能になるので、集客に直結しないのですね。

であれば、集客に直結する部分に少しでも予算を費やしたほうが良い、という事になるのです。

サイトが軌道に乗り、アナログ管理に人が追いつかない!運営管理を拡張したい!という嬉しい悲鳴を出来ればコンサル側としては聞きたいのですが、ただクライアントの立場からすると、そこはあまり意識が行かず、どうしても運用面ばかりに重点を置いた要望も多いのが現実です。

そこを今までに得た知識と経験から、上手く軌道修正をするのが私たちの役目です。

限られた予算を使うべき個所に使う。そこまで考えて、初めてユーザ視点のサイトが出来るのだと思っております。

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