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加藤 正人のデベロッパーズブログ

加藤 正人

氏名
加藤 正人
役職
多分SE
血液型
秘密
出没
美味しいもののあるところ
特色
タヒチ大好き。ちょいメタボ。

PhpSpreadsheet でExcel ファイルを読み込む (CakePHP3)

2015/06/13

PhpSpreadsheet でExcel ファイルを読み込む (CakePHP3)

 

CakePHP 3.0 からは Composer ベースでのインストールおよび更新管理になった。このため、インストールには shell での作業が前提となる。(さらに、Composer が動作するためには PHP 5.3 以降が必要。)

Composer で CakePHP 3.0 をインストールしてみる

CakePHP 3.0 のインストールには Composer が必要だが、インストールされていない事が多い。そこで Composer のインストールから開始する。 (正確には Composer はバイナリファイルではなく phar ファイル。)

  1. ssh 等でサーバーにログインし、下記のコマンドを実行すると composer.phar (PHP archive) ファイルが当該フォルダに生成される。(ログインは管理者である必要はない。インストール先フォルダ配下のフルアクセス権を持っていればOK。)
    $ curl -s https://getcomposer.org/installer | php
  2. composer.phar がインストールされたら、以下のコマンドを実行することで当該フォルダ配下の app フォルダに CakePHP 3.x の最新安定バージョンがインストールされる。
    $ php composer.phar create-project --prefer-dist cakephp/app
    なお、app 配下に composer.json (および composer.lock) ファイルが存在する場合、これらを削除しないよう注意すること。

以上で CakePHP 3.0 がインストールされる。Composer のおかげでずいぶん手間が軽減している。

ちなみに composer.phar は shell コマンドのテキスト形式をとり、shar (shell archive) と同様の方法で php に自分自身を処理させるように記述されている。その際、phar のストリームラッパー機能を利用し、自分自身に内包されている個別ファイルを実行しているようだ。

Composer の構造のチェックや CakePHP 3.0 のチェックはまた後ほど行なう予定。

関連タグ: Composer  CakePHP3