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牧山 直紀のデベロッパーズブログ
- 氏名
- 牧山 直紀
- 役職
- 代表取締役
- 血液型
- O型
- 出没
- 主に南国
- 特色
- サメが好き
- 2016/06/02
- WEBメディア運用事業の開始します
- 2015/11/25
- オウンドメディアとは?構築費用、作り方、運用などに関して解説
- 2015/10/08
- ポータルサイト・マッチングサイトの構築に関するあるべき見積もり方法
ペンとノートって便利
何をいまさら、、、という感じですが、ペンとノートを有効活用し始めました。
今までずっと、打ち合わせにノートPCとかiPadを使っていたのだけど、最近ペンとノートを意識して使うようになり、その威力に驚愕しまくっているわけであります。
打ち合わせにデジタル機器を使っていた理由は、打ち合わせのメモがさくっと可能で、すぐさま自分自身にメール送っておいたり、オンライン共有ドキュメントに保存したりして管理が楽でした。
ただ、これは自分がメモするようには向いているのですが、対面している初めて会うクライアントさんに対して、お互いの構想・認識・理解を深めてもらうための説明やプレゼンをするには、デジタル機器だと意外と画面を共有がし難かったり、画面に即座に相手が思っているような絵(サイトマップとかワイヤーフレームとか)を出力できないので、すべて口頭でじっくり時間をかけて説明をしていたのですね。
じっくり時間をかけての説明はもちろん必要なのですが、絵を実際に描いてそれをクライアントさんに見せたときの理解は、口頭で説明するより、デジタル機器で表現するより圧倒的に早くなります。
例えば、ホームページ制作会社を検索して一括見積もりが出来る、見積もり毎の課金型ポータルサイトを作りたい、という相談があれば、それを即座にデジタル機器でどのようなページ構成が必要かを具現化するのは不可能でした。
ただ、ペンとノートだと、、、
「なるほど、では以下のようなページ構成が必要ですね」と、、、
即座に上記のような絵(サイトマップ)をクライアントの前で描いて、サイトのボリュームから、足りない機能、必要の無い機能の洗い出し、概算見積もりが可能すらもとなります。
今までだと、一旦持ち帰ってから正規のサイトマップ(ツールによって出力したサイトマップ)を作っていたのですが、この絵を打ち合わせ時に共有することで、持ち帰ってから提出するサイトマップの精度が増し、またそのサイトマップに対するクライアントの理解がぐっと深まった前提で話を進められるので、受注の角度も高くなったような気がするのですね。
サイトのボリュームによっては即座に絵を描くのは難しいこともありますが、大体1時間半あれば、大規模に分類されるサイトのサイトマップもその場で描けてしまいます。
中規模のサイトであれば、しっかりとヒヤリングした後であれば、大体10分以内でサイトマップをその場で描けるため、クライアントさんに
「こんな機能が必要という事は、こんな機能もここに必要になりますね~」
なんて、軽い会話をしながらがりがり描く事で、
(おぉ、構想をしっかり理解してくれているな、、、!)
などと思っていただけたりするのですね。
自分のためでありながらクライアントのためでもある
自分自身がそのサイトへの理解を深めるための「サイトマップを描く」という行為なのですが、同時にクライアントが自分自身に対して、またサイトの構成に対しての理解を深めてくれるための重要なステップなのです。
今まで一回の打ち合わせに1時間半~2時間を要していました。今でも打ち合わせ時間は変わりませんが、ペンとノートを有効活用し始めてから、クライアントさんとのサイトに対する構想の共有速度がぐんと上がり、打ち合わせの効率が上がったことが間違いありません。
原始的でアナログなツールであるペンとノートの威力恐るべしです。
ちなみに、上記の手書きのサイトマップがツールで出力されると以下のように変身するのです。
家作りでいう間取りみたいなものですね。家作りで間取りの打ち合わせをスキップして、家を建てれば意図しない家が出来上がるのは間違いないのと同じで、ポータルサイトやマッチングサイトのようにシステムが深くかかわるサイトを構築する場合、このサイトマップを作る工程をスキップすれば、クライアントさんは結果的にどれだけのボリュームで、どのような構成のサイトが出来上がるのかが把握できませんね。
見積もりも、レイアウト構成などもすべてこのサイトマップを参考に出力するので、このサイトマップを描くというステップを弊社ではサイト構築の上で一番重要だと位置づけているのですね。
だって間取り図ですから。
まだまだクライアントさんに理解を深めてもらい、不安要素を出来るだけ排除してもらえるように日々構築方法も改善が必要なんだなぁ、という余談でした。
お付き合いありがとうございました。
※次のディレクション会議で皆に共有しなくちゃ!
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