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加藤 正人のデベロッパーズブログ
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CakePHP 3.x では、これまでのインストールキットとは違い Composer ベースでのインストールになっているのでインストール手順を調査してみた。
システム要件
- PHP 5.4.16 またはそれ以降
- mbstring エクステンション
- intl エクステンション
インストールキットの入手
インストールキットは、CakePHP の公式サイトからダウンロードできる。
インストールキットの展開と配置
インストールキットの展開と配置は、概ね下記の手順で行うことができる。
-
インストールキットは zip アーカイブになっているので、適切なツールを使って展開する。
-
展開したフォルダをテストサーバや実サーバ上の適切なフォルダ (以下 {INST} と表記) にコピーする。通常は public_html フォルダになる。
※この状態では、Composer によるインストールに必要なファイルが展開されるだけなので CakePHP の動作環境にはなっていない。
-
サーバー上の {INST} フォルダで Composer を実行することで、CakePHP 3.x 用のフォルダが生成される。
Composer がインストールされていない場合は yum や dnf でインストールするか、Composer.phar をダウンロードして利用する。
実行結果の例を下記に示す。 -
CakePHP 3.x では、DOCUMENT_ROOT は {INST}/app/webroot になるので、web サーバーの設定を変更する。Apache であれば /etc/httpd/conf.d の設定で DocumentRoot パラメータの値を {INST}/app/webroot に設定する。({INST} は実際のインストールフォルダのフルパス。)
共用サーバ等で DocumentRoot の設定や変更ができない場合は、そのサーバの DocumentRoot に設定されているフォルダ (public_html 等) に .htaccess を配置し、mod_rewrite で / から /app/webroot へのリダイレクト設定を行う。
CakePHP 環境の設置が終わったら、必要なら web サーバを再起動して配置位置に対応する URL をアクセスしてみる。正しく配置及び設定ができていれば、下記のような画面が表示されるはず。
CakePHP 3.x では、DebugKit がインストール済みの状態になっている。画面右下にあるオレンジ色のケーキアイコンが DebugKit ボタン。
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