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牧山 直紀のデベロッパーズブログ

牧山 直紀

2014/01/20

アナログが必要不可欠なマッチングサイトのビジネスモデルもある

 

専門性が高い分野はアナログ運用が必要不可欠

全ての運用業務を完全に自動化できる事が、WEBメディアを運用するうえでの最大のメリットと少しながら勘違いをされているケースが大変多いのですが、そうではない分野、モデルも存在しますので、ここで紹介しようと思います。

弊社が最も得意としているBtoBや、マッチングサイト、またクラウドソーシングサイトに関して考えると、専門性が高い分野、発注金額が高額になる分野を取扱う場合はマッチングを完全にWEB上にて自動で行うのは、困難といえます。

簡単な例が、弁護士や税理士などのマッチングサイトです。

弁護士や税理士を検索して、問い合わせをして終わり、という問い合わせ課金型のポータルサイトとして完結させるのであれば単純なのですが、完全成果報酬のビジネスモデルを考える場合、決して単純ではありません。

弁護士、税理士、どちらも専門性が大変高いが故に、それらのサービスを必要としているユーザも、自分がどうすれば良いのかを分からないままにサイトを訪れてくるケースが多く、その目的が不安定・不明確なユーザに弁護士、税理士を検索して、勝手に問合せを行え、というのもなかなか難しいのです。

私自身も起業2~3年目で自分で、経理業務を営業業務と並行して行うことに無理があると判断し、ある税理士のマッチングサービスを使ったことがあるのですが、その時の感覚は、自分自身で税理士の良し悪しを判断するのは大変困難だ、というものでした。

まずGoogleにて、「IT 税理士」、「愛知 税理士」と検索をするのですが、やはり表示されるホームページは大手でWEBに力を入れている事務所ばかりになります。

ホームページ制作会社を探しているわけではないので、デザインがしっかり作りこまれているという理由(それも判断基準の一つには当然なりますが)だけでは、そこにお願いしたいとは思いません。

私が必要としていたのは、ITに強く、名古屋に事務所があり、顧問料が明確である、という3点だったのですが、WEBでそのニーズに完全合致する事務所を探すのは、WEB制作に携わり、検索エンジンの扱いに慣れている私でもそう簡単ではなかったのを覚えています。

そうなると、紹介型のマッチングサイトは、運営事務局である第3者が、専門的な知識を持って、ニーズに合致する事務所の情報を提供してくれるので、話が早いですね。

そのサービスを展開しているサイトは、一応税理士も検索でき、直接問い合わせなど出来るのですが、圧倒的に事務局に対しての紹介依頼の方が多いことが予想されます。

そもそも顧問となる税理士事務所を決定するのに、メールのやりとりだけ、というのはまずあり得ないです。顧問担当との相性や、どのようなアドバイスをしてくれるか?など実際に顔を合わせて話をして判断する必要があります。

そうなると、WEBからすでに離脱してオフラインの状態で受発注者同士が顔を合わせることになるので、この時点ですでに、運営側がWEBでこの受発注者間の行動を完全に把握するのは難しくなってくるのです。

なので、紹介業者の担当がわざわざ税理士を会社までつれてきて、紹介してくれるのです。そうすれば完全に動きを把握ができますし、たとえその後商談が長引いても、事務局である紹介業者の担当が来てくれているという印象が強く残っているため、仲介業者を返さない直接取引といった不正を出来る限り回避することも可能です。

求人サイトで考えるとわかりやすい

求人サイトの場合、求職者と求人企業にとって面接は必須になってくるので、やはりオフラインのやり取りが必ず挟まります。

そうなると、管理が出来なくなるので、ジョブセンスなどの成果報酬型で成功している求人サイトは、求職者にお祝い金を発行して、就職決定を検知できるようにしているのです。

求人企業から採用決定を確実に行ってくれるのであれば、それがもちろんベストなのですが、そこは採用決定を忘れてしまったり、または意図的に決定をしないままにしたりするケースがありますので、それを回避するために、求職者にお祝い金という形で費用を支払うことで、採用を通知してもらうのです。

専門性の低い求人マッチングの場合は、求職者は求人情報を自ら検索して、応募をします。逆に専門性の高い求人マッチングは、人材派遣や、有料職業紹介といった紹介業が盛んです。上記の税理士と同じ理由で、専門性が高い求人は、応募して、面接、就職とまで簡単でないケースが多くあります。

専門性が高いので、その専門知識が豊富な派遣会社、紹介会社が人的パワーをフルに使って、求職者の求めているニーズに合致した就職先を探します。しっかりと介入して動く分、企業からの紹介手数料も高額なものになります。

もしこの記事を今読まれていて、専門性の高い分野のマッチングサイトを考えていたが、なんだか難しそうかな、、、と思われている方、決してそうではなく、むしろ逆だと私は思います。

専門性が低い分野の場合、その競合も多く、WEBで完結できるという旨味を軽く味わえると思われていることを考えると、専門性が高い分野で確実に、多少アナログな運用があったとしても、そちら方がビジネスとしては成長させやすくあります。

得意なフィールド(高い専門性) × WEBメディア という掛算により、他社が真似し難いビジネスモデルを生み出すことができるのです。

ある意味BtoBや、マッチングサイト、クラウドソーシングサイトといったWEBメディア自体が専門性が高い分野であります。

お客様の得意なフィールド(高い専門性)と弊社の得意なWEBメディア(高い専門性)をうまく融合させ、他社が追随できないWEBビジネスモデルを組み立ててみたい方は、是非お声をおかけください。

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